質問と答

▼水鳥を見よう

Q:どんな鳥がよく見られますか?
A:(10月~3月) 一番多いのはオオバンという「カモに似ているがカモではない」鳥で数千羽います。カモの仲間は、ホシハジロやキンクロハジロ、ヒドリガモ、ヨシガモ、マガモなど10数種類やってきます。他にはカンムリカイツブリやカワウ、サギ類、猛禽類ではチュウヒやミサゴなどです。

(4月~9月) カモが去ると鳥は少なくなりますが、湖ではカイツブリ、湖岸では小鳥やトビが子育てに入り、5月頃からかわいい子ども達が見られます。サギは初夏以降の方が多いです。

Q:他には?
A:市内で越冬しているコハクチョウの一部が当館前にやって来ます。マガンなど、ガンの仲間は高島側にはあまり来ず、主に湖北地方に降り立ちます。ツグミ類やホオジロ類など、陸の小鳥も食べ物を求めて湖畔に現れます。初夏や秋には、カッコウ類・ヒタキ類などが渡りの途中に立ち寄って、休息や食事をしていきます。

Q:代表的な3種類をあげると?
A:冬の琵琶湖で最も数が多いオオバン、次に多いカモ科のキンクロハジロ、そして、大きくて存在感があり、顔の羽毛が美しいカンムリカイツブリをあげています。

Q:今何が見られますか?
A:当館ホームページやツイッターにて情報提供しております。それでも毎日数分で状況が変わっていきます。ご来館時にいる鳥たちを見てお楽しみ下さい。冬季はたくさんのカモの他、オオバン、カンムリカイツブリなどが見られます。ご自身の双眼鏡などを持参して、遊歩道(サイクリングロード)や湖周道路の歩道を歩くと、さらに多彩な鳥達に出会えます。

当館スタッフの案内で遊歩道などを歩く「ガイドウォーク」を行っております。 詳細はこちらをご覧ください。

Q:何時ごろがたくさん見られますか?
A:水鳥の動きは天候や人の接近等によって変わるので、何時が多いかはあまり決まっていません。センターは東向きなので、午後は順光になって見やすくなりお勧めです。ただし冬のカモは、16時台にだんだん飛び立って少なくなることが多いので、15時ごろまでにお越しになると良いかもしれません。小鳥は朝・夕が活発です。

Q:カモが見られる季節は?
A:種類によって異なりますが、10月から3月を中心に、冬越しのカモが一日6種類~多いと10種類くらい見られます。一方で、夏になっても残っている「居残り組」のカモも毎年います。カルガモは一年中見られ、当館周辺では夏の方が多いです。

Q:探鳥会に参加したいのですが?
A: 5、7月以外の第4日曜日に、日本野鳥の会滋賀との共催で「新旭探鳥会」を実施しております。6キロほど周辺をゆっくり歩きます。事前申し込みは不要。初心者の方歓迎ですので、お気軽にご参加下さい。詳しくは当館(0740-25-5803)へお問い合わせいただくか、日本野鳥の会滋賀のサイトをご覧ください。

▼鳥という生きものについて

Q:食べ物
A:種類や季節、年齢によって異なることが多いです。それぞれ得意な食べ物や食べる場所があり、それが多様な鳥たちが見られる理由の一つです。食事風景を見ることができたら、ぜひよく見てみましょう。何を・どのように食べているのか観察するのはとても面白いです。

Q:ケンカはしませんか?

A:本格的な争いはあまり起こりませんが、同じ種類でも違う種類でもお互いに意識して行動しています。ちょっとした小競り合いは良く見られます。理由としては「食物を巡って」「メスを巡って」「営巣場所や休息場所の取り合い」などが挙げられます。

Q:何年くらい生きますか?
A:野生の生き物は大人になる(繁殖可能になる)まで、また1歳になるまでに、敵に襲われたり栄養を十分摂れずに死ぬ個体が多いと言われています。 また平均寿命を調べることはとても難しいものです。飼育下では小鳥でも10年以上生きたりしますが野生では分かりません。一般的に長生きと言われている大型の水鳥(ハクチョウやカワウ、アホウドリなど)は足輪をつけて離す調査などから、少なくとも20年以上生きる個体がいることが分かっています。

Q:卵を何羽くらい生みますか?
A:種類によって、また生息状況(えさなど)によって変わります。カルガモでお馴染みのカモの仲間は割と多産で、1回に10羽近く卵を産んで孵しますが、飛べるようになるまでに多くが死亡してしまいます。カイツブリは3~5個ほど。専門書の他、一部の図鑑にも「何個くらい卵を産むか」が書かれているものがあります。

Q:大人になるまでどの位かかりますか?
A:生物の世界では「大人」とは繁殖可能なことをいいます。生まれた次の年の春から繁殖できる鳥もいれば、数年かかる鳥もいます。小鳥はおよそ1歳から、大型の鳥は数年経ってからと、体の大きさによってある程度決まっています。

Q:鳥の大きさ
A:野生の鳥は人が手にとったり近くに見たりすることが難しいので、大きさは実感しにくいものです。図鑑には「全長」という、体をぴんと伸ばした状態で「クチバシの先から尾羽の先まで」を計った長さが書かれてあるので参考にして下さい。体重は個体差や変動が大きいですが、鳥は飛ぶために他の動物に比べて軽いという特徴があります。

Q:夜はどこで眠りますか?
A:ヒトの「眠り」と他の生物の「眠り」は大きな違いがあります。「眠り」には、「大脳(考えること)」を休めることと、「身体」を休めることの二つの役割があります。ヒトでは「大脳」という考える機能がとても発達しているため、十分継続した時間で体と同時に脳を休める必要があります。
それに対して他の生物は「大脳」を休めるのに必要な時間が短くて済みます。そのため「深い眠り」につくことはあまりありません。その代わり、食事しない間は出来るだけ体力を使わないよう休んだり、他の動物に食べられないよう警戒していたりしています。
このように考えると「夜だから寝る」ということは一般的にはありません。それぞれの種類の暮らし方によって「昼間寝る鳥」「夜寝る鳥」「細切れに時々寝る鳥」など色々です。
そこで「場所」について考えます。第一に「他の動物に襲われにくい」場所、第二に「体力を出来るだけ使わなくて済む」場所が良いことになります。カモの仲間などは水の上という、哺乳類(キツネやネコ、ヒトなど)が近づけない場所で休むことが出来るので、水の上や水に囲まれたところなどが良いことになります。
古来からヒトに狙われてきたカモの仲間は、ヒトから逃れるために昼間に水上で休み、ヒトの目が利きにくい夜に行動するようになりました。日本各地にある「鴨池」はカモのねぐらとして保護されると同時に周辺で猟をする場所として設定されたものが多いです。

Q:ヒナや怪我した鳥を見つけました どうしたら良いですか
A:当館には動物を保護・診療・治療する設備や人手がございません。また、野生の生物は、野生のまま生きて死んでいきます。基本的にはそっとしておく、そのまま見守ることになります。特にヒナの場合、幼い外見であってもすでに巣から出て、親鳥について「社会勉強中」なことが多いです。そのままにしておくか、手に取れる場合は、野良猫などに見つかりにくい草陰などに移してあげましょう。

目が開いていない・地肌が見えるような幼いヒナは巣を見つけて戻すのが一番ですが、それができない場合は、都道府県の担当課(滋賀県では自然環境保全課(077-528-3483))に連絡して、獣医師を紹介してもらうか、お近くの「鳥を診れる」獣医師に相談することになります。ケガをしている鳥の場合も同様。 なお、無理に捕まえようとするとお互いケガをすることがあります。

保護される場合は「死んでしまう生物がいるからこそ自然界は成り立っていること」「獣医師や関係施設も、人手・設備などが大変限られていること」をご理解ください。

▼ハクチョウについて

Q:いつハクチョウは来ますか ?
A:県内では例年10月中旬に長浜市にまず飛来し、それから10日くらい遅れて、高島側にも飛来します。数が最も多くなるのは1月末から2月前半。その後だんだん北へ旅立っていき、3月中旬くらいに最後の個体がいなくなります。

Q:いつ、どこで見られますか ?(高島市内)
A:最も多く飛来するのは、エカイ沼周辺(安曇川町)や太田・針江(新旭町)の田んぼです。田んぼに降りてくるのはおよそ雪が降り出す12月頃。他には、北から順に今津浜周辺、木津浜、針江のヨシ保護群落周辺、萩の浜などです。また、ねぐらは松ノ木内湖を使うことが多いです。

観察する際は近づきすぎない、飛び立たせない、他の車や人の通行を妨げない、を必ずお守りください。ハクチョウが何羽も首を伸ばして辺りを気にし始めたら、それ以上接近しないようにしましょう。

▼水鳥の暮らし

Q:どこにいますか?なぜここにいますか?
A:たくさんの水鳥が群れていたり、あちらにいるのにこちらにいないような時に不思議に思いますね。いくつかの答えがあるように思います。
一つ目は、同じ水鳥でも種(しゅ)ごとに住み分けているという点です。生き物は種によって食べ物や食べ方など暮らし方が少しずつ違います。岸辺が得意な種、警戒心が強い種、水の深さや水底の様子、時間など様々な環境条件のバランスによって、その場にいる種類が変わります。
二つ目は水鳥たちは日々場所を変えることがあります。最初に書いた通り望ましい場所というのはあるのですが、それぞれの個体が全く同じ場所にいては色々と危険があります。食べ尽くしたり、敵に襲われる危険が高くなったり季節ごとに条件が変わったりします。また良い条件の新たな生息地が見つかれば有利なので探しに出かけたりします。それで場所を変えることがあります。
その他に「見ている人間の都合」もかなりあります。たいてい人はわずかな時間しかその場で見ていません。そしてその場に鳥がいても見えていなかったり、たまたま鳥がその場を離れていれば当然見つかりません。「ここにいるな」とか「いないな」ということは「観察者の有無や条件」によって変わるものです。
それぞれの種ごとの得意な条件については、 ぜひご自身の目で確かめてみると面白いと思います。

Q:水鳥はなんで陸上にいかないのですか?
A:カモやカイツブリの仲間は水に浮かんでいる姿の方が馴染みがあるかと思います。それはこれらの水鳥が泳いだり潜水したりするのに都合がいい体つきになっていて、陸上で素早く歩いたり飛び立ったりするのが苦手だからです。ガンやハクチョウ類、一部のカモ類は、陸上でも餌をとりますが、水際だったり広く見通しのいいところだったりと条件が限られます。また水に囲まれて肉食哺乳類が来ない小さな島状の陸地などは安全性が高いので、休息のためよく上がって利用しています。 まとめると、泳いだり潜水するのに特化していて陸上での生活に適していないからということになります。

Q:カモは何を食べますか?
A:カモの仲間に限らず、食べ物は種類や季節、個体によって多種多様です。カモの嘴は平べったく縁が櫛(くし)状になっていて、水中に混じる草の種や破砕物、細かいプランクトン等を濾しとることが出来ます。同時に先端が爪のように尖っていて、生えている草をちぎり取ることも出来ます。また水の上は陸上に比べて捕食者が少なく安全なので、重量あたりのカロリーが少なく消化に時間のかかる水草も食べることが出来ます。ゆっくり休む時間が多いのも水鳥ならではの食性が一役買っています。
その他、遊泳だけではなく潜水も出来るようになったカモは、水底の貝や甲殻類を食べる種類も多いです。さらに魚を追いかけて捕らえるようになったアイサ類は、嘴が細く鋸歯状になって くわえた魚を逃がしにくいようになっています。

Q:水を弾いて濡れないのはどうして?どうして浮かんでいられるの?
A:鳥の腰のところには油脂線という脂分を出す器官があって、その脂を嘴で全身の羽に塗りつけています。嘴の届かない頭は直接塗りつけて、足で頭をかいています。そうやって水を弾き、羽毛の間に空気をいっぱい溜めて浮かびやすいよう、また十分に保温できるようにしています。空を飛ぶ鳥の体は他の生き物に比べて非常に軽く出来ているので沈みにくいのですが、水に濡れると保温が効かず体温を奪われてしまうので危険なのです。

Q:何羽くらいいますか?
A:この質問ほど難しいものはありません。日によって・季節によって・年によって変動が大きく、またどの位の正確さで分かるかということも非常に難しいものです。
当センター前では、ほとんど見当たらない時から1万羽くらいいる時まであります。2010年1月に行われた調査では、高島市新旭町の湖岸ではカモ科の鳥で約7千5百羽、カイツブリやオオバンなどを含めた水に浮かぶ鳥全体で約1万4千羽を数えました。
滋賀県全体では2017年1月に行われた「滋賀県ガンカモ類等生息調査」の報告が滋賀県のサイト内にあります。ご参考になさってください。

Q:天敵はいますか?
A:カモが捕食されるような天敵は、オオタカやハヤブサの他、ヒトを含めた肉食哺乳類になります。タカやケモノ、そしてヒトの動きに鳥たちはとても敏感です。
カモの肉はヒトに大変好まれてきました。カモたちはヒトの動きをよく見て、狩猟禁止の場所や期間ではそれほど恐れず、可能な場所ではすぐに逃げるようになります。                    また、卵やヒナのうちはカラス、ヘビなどが大きな脅威です。

Q:カモ類やハクチョウがいる期間は?
A:カモは、早い個体は9月中旬から渡来し始め、最も数が多いのは10月中旬から11月上旬です。その後、遅れて渡ってきた種類が加わるので種数は増えますが、数は秋ほどではない日も多いです。2月には渡りが始まり、4月中旬にはほとんど北へ帰ってしまいます。                     高島市で主に越冬する白鳥は「コハクチョウ」で、10月に第一陣が飛来し、2月末~3月半ば頃に最後の個体がいなくなります。

Q:何秒くらい潜れますか?
A:「潜水ガモ」やカイツブリの仲間は、長いと数十秒潜っています。オオバンは短くて10秒以下。最も潜水の得意なペンギンの仲間は10分以上潜れるそうです。

Q:どんな魚を獲りますか?
A:多くのカモはほとんど魚を獲りません。水草や種子、プランクトン、貝など あまり動かないものが主食です。平たく櫛(くし)状になっている嘴で、水とエサをこし分けて食べられるように進化しました。一方で、カワアイサやミコアイサのように魚を専門に食べる「肉食系」な種類もいて、細長くギザギザのある嘴を持っています。
他にカワウは夏場は群れて捕えやすいコアユなどを、その他の季節はオオクチバスなど様々な種類を食べているそうです。カイツブリはもっと小さな小魚やエビを捕っています。

Q:寒くないんですか?
A:人間とは違う感じ方をしているはずなので難しい問題です。その場所で暮らしている鳥は、十分にエサをとることが出来れば、凍えて死ぬようなことは少ないと思われます。水鳥たちは人間が「ダウン」として使うような断熱性の高く軽い羽毛を持っています。また羽毛に覆われていない足は、血液が冷えて全身が冷えてしまうことを避けるため付け根のところで熱交換を行っています。野生生物は程度の差はあれ、その場所の環境に適応して生きているものです。

▼渡り鳥の暮らし

Q:渡り鳥はどこから来てどこへ帰りますか?
A:鳥は飛ぶことができるので、地理的制約を越えて地球上で様々な移動をしています。
秋になると渡ってくるカモの仲間は、海を越えて主に中国北部やロシアからやってきます。そこでは短い夏の間に、大量に発生する食べ物を利用して子育てをします。その後、安全な水の上で羽を新しいものに換えて、それから氷に閉ざされる前に南へ渡ります。また、コハクチョウはロシアでも特に北のツンドラ地帯で子育てしています。
夏にヨシ原で賑やかなオオヨシキリは、日本のヨシ原で巣作りして子育てし、秋になると虫が少なくなるので年中虫のいる東南アジアへと渡っていきます。わざわざ日本まで来るのは、天敵や、(食物や繁殖場所が競合する)ライバルが南国より少ないことが理由だと思われます。

Q:どうして冬に水鳥が来るの?
A:水に浮かび水中のエサを食べる水鳥は、水が凍ってしまうと生活できません。そこで少なくとも湖や川が結氷しないところまで渡りをする必要があるのです。そして長距離の渡りにはたくさんのエネルギーが必要で、また危険性も高いものです。それぞれの季節に暮らしていける場所であれば、出来るだけ近い方が良いと思われます。例えば琵琶湖は西日本では数少ない大きな湖で、水草や周辺の農耕地での食べ物も豊富、結氷することも冬中雪に埋もれることも少ないなど、多数の水鳥が越冬できる条件を満たしています。

Q:渡り鳥は群れでやってくるの?
A:はい。数の差はありますが、群れで渡ることが多いようです。渡りはいつもの生活圏から離れて長距離を飛び続けます。捕食者に狙われたり途中でエサを取れなかったり、気象条件等によってコースを外れてしまったりと、危険がいっぱいです。そこでタカ等に狙われやすい多くの鳥は夜間に群れで渡りをします。昼間に渡るのはタカの仲間自身や、まず狙われない大型の鳥、また飛翔能力の飛びぬけて高いツバメやアマツバメの仲間などです。

▼センターから見えるもの

Q:対岸はどこですか?
A: センターはほぼ真東を向いています。真正面から左(北)は長浜市で、長浜の町や長浜城が見えます。左手の竹生島のすぐ左の対岸に、湖北野鳥センター・琵琶湖水鳥・湿地センターがあります。
ほぼ正面の長浜ドームからフジテックのエレベータ研究塔までは米原市で、さらに右は彦根市になります。彦根城は岬の影で見えませんが駐車場の北端からは見られます。

Q:光が点滅している白い高い塔はなんですか?
A:エレベータのメーカー「フジテック」の研究塔です。高さは170mあり、当センターがリニューアルした年の2006年11月に竣工し当時は世界一の高さでした。

Q:伊吹山はどれですか?
A:正面左手に見えます。三角形に大きく山肌が削られたところのある山で、時々雲に隠れたり、見通しが悪くて見えないときもあります。

Q:伊吹山の右の山の名前は?
A:霊仙山(りょうぜんさん)といいます。よく霊仙(りょうぜん)とだけ略されます。鈴鹿山系の最北端にあたり、その北側は関が原になります。

Q:沖合いの草の生えてるところは?
A:「漁礁」とよく呼ばれていますが、正式には浮産卵床(うきさんらんしょう)という名前で人工の浮島です。平成元年頃に滋賀県水産課が設置したもので、 ヨシなどがスポンジに植栽されて、その根が水中に伸びることで、魚が産卵する場所を確保するために作られました。元来は鳥のためではないのですが、防波堤のような役割をして湾内が穏やかになったり、オオバンやカモ、チュウヒというタカの休憩場所にも使われています。

Q:漁礁の近くの棒は何ですか?
A:上記のとおり「浮産卵床」は人工の浮島で、流されないように湖底からロープで固定してあります。人が上陸すると危険です。 ボートの接近、衝突を防ぐ看板やライトを設置するためにポールが多数立てられています。ポールにとまる鳥は、ほとんどカワウで、時々トビ、アオサギ、ユリカモメなどもとまっています。

Q:漁礁には何が植えてあるのですか ?
A:当初ヨシやスズメノヒエなどが植栽されました。その後、種が運ばれてきて低木が生えたり、外来種のセイタカアワダチソウなども広がっています。

Q:「えり」って何ですか ?
A:魚を獲るための漁具の一種です。魚へんに「入」という漢字で、T字型に並んだ支柱に沿って魚が泳いでいくと、「T」の横棒の先にある「つぼ」に閉じ込められてしまうという仕掛けです。以前は竹簾でしたが、現在は人工のポールに網をはってつくられています。数百メートルある巨大なものから数十メートルの小ぶりなものまでいろいろあり、当館前の湾内にも数基設置されています。

▼利用問い合わせ

Q:いつ開いてますか?
A:火曜日以外の午前10時から午後5時です(カフェは16:30ラストオーダー)。 ただし、火曜祝日の場合は次の平日が休館日です。また、8月半ば(お盆の翌週)と年末年始に数日休館いたします。
以前は冬のみのオープンでしたが、2006年10月から、一年中開館するようになりました。

Q:どうやっていくんですか?(電車)
A:最寄り駅はJR湖西線 近江今津駅です。当館は、駅から南へ2kmほどの、湖周道路沿いにあります。   近江今津駅からはバスがないので、タクシー・レンタサイクル・徒歩にてお越し下さい。レンタサイクルのお問合わせは観光協会(0740-33-7101)まで。

JR湖西線 新旭駅からは循環バスがあります。駅から約10分、「水鳥観察センター前」下車。バス停から南に2分弱歩くと到着です。バスの本数が少ないので、時刻(下記)をご確認の上ご利用下さい。

「江若交通 コミュニティバス  西循環線」 新旭駅前発 7:39, 8:39, 9:23, 11:37, 12:19, 14:35, 15:35, 16:35, 17:34  ※2017年4月改正

Q:どうやっていくんですか? (車)
A:京都方面からは、湖西道路を降りて国道161号線を15分ほど進み、2車線になった後左側車線を進んで「勝野」方面に降り、次の「萩の浜」交差点で右折して湖周道路に入り、しんあさひ風車村を過ぎ、最初の信号を過ぎて800メートルくらいの湖側にあります
小浜・敦賀・長浜方面からは、湖周道路の近江今津駅前交差点を南へ進み、ラーメン屋の「ちゃんぽん亭」を過ぎて800mほど先の湖側にあります。

Q:なにがあるんですか?なにができるんですか?
A:館内の窓際に望遠鏡(20倍)が約10台あり、水鳥などを自由に見る事ができます。図鑑や資料も用意してありますので、手ぶらで来ても大丈夫。 施設の外は北側に遊歩道、南側に湖周道路の歩道が伸びており、自由に散策できます。

Q:館内で飲食は出来ますか?
A:室内は持込飲食不可となっております。館内のカフェを利用したり、周辺の飲食施設をご利用下さい。また、遊歩道沿いや木津浜にベンチがあります。 道の駅しんあさひ風車村は平成30年まで休業予定のため、最寄りの道の駅は安曇川町にある「藤樹の里あどがわ」となります。

Q:エサをやっているのですか ?
A:指定管理となった2006年4月から給餌は行っていません。野生生物への給餌は彼らの生活と環境に大きな影響を与えます。自然と人が暮らす新旭の湖岸をそのままの姿でご覧下さい。
影響について簡単に挙げると ●糞や食べ残しによる水質悪化  ●多数の鳥が集まることにより、病原菌が伝播しやすくなる  ●慣れやすい種類のみ集まり本来生息する種類を遠ざけてしまう  ●捕食者に目をつけられる ●鳥の様々な行動をじっくり観察出来ない  ●「野生生物にはエサをやって楽しむものだ」という認識を育てることになり、当センターが本来果たす自然環境の理解につながらない、などが挙げられます。

Q:望遠鏡・双眼鏡の持込はOKですか ?
A:OKです。ただし入館料は通常通り必要になります。また、特に三脚をご利用の際は、他の方のご迷惑にならないようご注意下さい。

Q:鳥を見ながらコーヒーは飲めますか ?
A:館内カフェのドリンクとスイーツは観察室でもご利用いただけます。疲れた目をゆったり休めて、さらに長時間楽しんで頂けるかと思います。ただし水鳥観察の方で混み合う場合は譲り合ってのご利用となりますので、ご理解下さい。

Q:写真は撮っても良いですか ?
A:フラッシュ撮影はご遠慮下さい。その他の館内外からの撮影はご自由になさって下さい。ただし窓を開けると鳥たちは気づいて遠ざかることがあります。鳥が近くまで来ている時は、閉めたままでお願いいたします。ちなみに閉めていても、窓の向こうの人の動きを鳥たちは見ています。

Q:クーラーはないのですか ?
A:当センターは設置当時冬季のみの開館を想定して建てられていて、クーラーは設置されておりません。指定管理に移行してから夏も開館しておりますが、建物の構造上、クーラーを新たに設置するには多額の費用がかかり、また省エネも考慮して設置しておりません。都会や県南部ほどは気温が上がらず、窓からの自然の風が気持ちよいと好評をいただいています。 また、扇風機は使っています。

▼ショップについて

Q:オリブ石鹸について 

A:この石鹸は三重県四日市市にある暁石鹸という会社で作られています。「オリーブ」油ではなく、ヤシ油と精製した牛脂を苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)で石鹸にする昔ながらの釜炊き・枠練り製法です。大きな釜で炊き、出来具合を包丁をのせて確認しているそうです。大量に短時間に作る他の石鹸と違って減りが少ないようです。香料など不要な添加物がなく根強いファンがいらっしゃいます。洗顔・浴用石鹸ですが、シャンプーにも使えます。最初はごわごわすると思いますが、徐々に髪の方が馴染んでくるそうです。

Q:ここで見られる鳥だけの本、パンフレット等はないの ?
A:新旭探鳥会で確認出来た鳥のリストや、よく見られる鳥30種類を紹介したプリントが持ち帰り可能です(無料)。 当館の利用案内も用意しておりますが、鳥の紹介は書かれていないので、上記のプリントをご利用ください。また、各種図鑑を販売しております。特に文一総合出版の「日本の鳥300」は、琵琶湖で見られる鳥も珍鳥以外は網羅している上、分かりやすい写真を使っていますのでお勧めです。その他、当館限定の野鳥絵はがきなども販売中。

▼利用料金等について

Q:いつから入館料を取っているのですか?なぜ市の施設なのに?
A:1989年開館当時は無料でしたが1998年から協力金という形で受付されていました。旧町内の方は無料だったようですが、合併して高島市となり指定管理に移行することから、条例にて使用料を受け取ることが定められました。2006年4月から2010年3月まで当社管理運営となり、旧来の料金を引き継いで使用料として収入としております。

Q:水鳥会員とは?そのメリットは ?
A:年会費2000円にて、本人+同行者1名の入館料が不要になります。またショップでの購入が5%割引になります。観察会参加費は半額、その他のアウトドアアクティビティの料金は5%割引になります。
当センターは2011年度からの指定管理において、高島市から管理経費の一部として指定管理料を受け取っております。しかしそれと利用料だけでは到底経費を賄えず、自主事業での利益等を当てて運営しております。継続した運営への貴重な収入源です。水鳥観察だけではない、自然環境を味わい理解につながる活動を通年に渡って行うためにも、ぜひとも当センターの運営主旨にご理解頂き、ご支援下さいます様お願い申し上げます。

Q:団体料金は?

A:申し訳ございません、団体料金は設定しておりませんので、通常のお客様と同様、高校生以上200円・中学生以下無料となります。限られた広さの施設ですので、10名以上でのご利用をお考えの場合は、他の団体様と重ならないよう必ずご予約下さい。

なお、高島市内の学校様については全額免除となります。

Q:その他の割引は ?
A:現在、障害者手帳をお持ちの方は「ご本人+1名様無料」にさせて頂いております。受付でご提示ください。

▼管理運営について

Q:いつ出来たのですか?いつから変わったのですか ?
A:1989年に設立され、2006年から5年ごとの指定管理者制度による管理運営に移行しました。当センターウェブサイトの「沿革」をご参照下さい。

Q:高島市の施設ですか ?
A: 高島市の「公の施設」です。それを民間の株式会社である(株)モアイが市議会の議決を受けて管理運営しております。

Q:なぜこの場所に水鳥観察センターが出来たのですか?
A:1980年代に滋賀県が、鳥たちの多い湖北地方と湖西地方に1箇所ずつ、湖畔に水鳥を見られる施設建設を検討していました。湖西では当時ここ(あいば)の湖畔に水鳥が多く見られたこと、熱心な水鳥観察グループがいて記録を残していたことで誘致活動があり、また実際に建物を建てるにあたっての法的な規制などもあってこの場所に建設されることになり、1989年12月20日からオープンしました。

Q:観察施設は近くで他にはないのですか?
A:当館から800mほど湖周道路を南下すると、無人の観察小屋があります。風雨はしのげますが、観察は周りの木道や湖周道路の歩道からがおすすめです。(小川を挟んで南側に駐車場あり)  さらに南にも、木道が点在しています。整備が追いついていない箇所も目立ちますので、安全にご注意ください。

琵琶湖畔では、対岸の長浜市に「湖北野鳥センター」が1988年からあります。また琵琶湖がラムサール条約という湿地の保全を目的とした国際条約の登録湿地になったことをきっかけに、湖北野鳥センターの隣に「琵琶湖水鳥・湿地センター」という展示や学習がメインの施設ができました。

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